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よくある質問

2軸系に関するよくある質問

・よくある質問 2軸系  ・よくある質問 3軸系
・よくある質問 横形  ・よくある質問 門形
・よくある質問(その他)

Q1>Z軸の送り機構はハンドルによるメカ手動操作とありますが、その機構は?
特徴はどの様なものですか?
WRシリーズは、Z軸の送り機構にサーボモーターを使用していない、メカ手動式です。
メカ手動式といいましても、位置決め時に必要な座標値はリニアスケールを装備しており、その数値を操作画面上に表示しておりますので、正確な位置決めも ご心配ありません。
主軸頭は、ラック&ピニオン機構により、コラムのガイド面に沿って上下します。
位置決め後の、クランプは右側面のレバーでギブを直に強力にロックします。
主軸頭と同じ重さのウエイトが、コラム内にあり、それがチェーンによって連結され主軸頭とのバランスを保っています。
よってガイド面にそってスムーズに動くことが可能であり、穴あけ加工などで、ドリルの切れ味をダイレクトに感じとることができます。
Q2>主軸はクイル式ですか?
クイル式ではありません。主軸頭そのものが、ラック&ピニオン機構により、コラムのガイド面に沿って上下します。
Q3>主軸回転数の設定は、どの様にするのですか?また、最高回転数は?
主軸回転数は、16段の手動ギヤ変速になります。また主軸モーターは、ACサーボモーターではなく、汎用モーターです。
モーターは標準3.7kwと比較的小型ですが、主軸モーターから1軸>2軸>3軸>主軸とギヤで回転を伝導させていますので、非常に高トルクです。
主軸回転数は、最高2000rpmが標準です。*オプションで3000rpm、4000rpmが選択可能です。
Q4>タップ加工はできますか?
フローティング機構、トルククラッチ機構のあるタッパーを使用すれば、タップ加工は可能です。
タップサイズは、M2〜M30辺りが、能力範囲です。特に小径タップを安全に加工されたい場合は、主軸インバーター仕様をお奨め致します。
Q5>X,Y,Z軸、各ハンドルにて加工の場合、その手応え(切削抵抗)は?
Z軸は、メカ手動式ですから手応えを感じることができます。(Q1にて回答)
X,Y軸は、サーボモーター駆動ですから、ハンドルは手動パルスハンドルになります。
よって手応えをハンドルで感じることはできません。
しかし、ハンドル送り倍率切換スイッチを装備していますので、不安はありません。
(10_/ハンドル1回転、 5_/ハンドル1回転、 0.5_/ハンドル1回転の切換が可能です。)
また、レバーによる、X,Y軸の送り速度は、手元の操作ボックスの送りダイヤルスイッチで、細かく速度設定できます。
操作ボックス 微送りハンドル
Q6>Rシリーズで、NCプログラムは作成できますか?
またNCプログラムの入出力はできますか?
2軸系の機械では、NCプログラム作成できません。またNCプログラムの入出力もできません。
ハンドル、レバーによる手動操作と、ガイダンス加工による同時2軸加工が可能です。
Q7>ガイダンス加工とはどの様なものですか?
部品加工などでよくある加工パターンを数種のメニューから選び、
図面に表記してある数値や、加工条件を入力すれば、
NCプログラムを使用しなくても、
円弧、斜め、ポケット加工などの同時2軸加工を可能とした、便利な機能です。
図面を見て直感的に入力でき、即加工ができることから、短納期の単品加工に最適です。
Q8>繰り返し加工がある場合はどの様にするのですか?
ティーチング機能を使うと、繰り返し加工も便利です。
ティーチング機能とは、各種メニューを使っての同時2軸加工や、
ハンドル操作の動きを記憶させ、それを1つのプログラムと して保存できる機能です。
そのプログラムは、ティーチングプログラムといいます。
ティーチングプログラムは、標準では1個のみの記憶ですが、
オプションで10個、50個、100個、190個の記憶が可能です。
プログラムの呼び出しは、メニューのプレイバック画面でおこないます。
Q9>オプションの輪郭加工とはどの様なものですか?
輪郭というメニューは、「輪郭加工」と「輪郭プログラミング」の2種あります。
「輪郭加工」は、座標計算をしなくても、あらかじめ分かっている交点座標と、
そこまでの移動方法を入力していけば、
円弧や直線、コーナーRなどが連続するような形状加工を、簡単にすることができます。
「輪郭プログラミング」は、「輪郭加工」の機能に、座標計算機能や、簡単なグラフィック機能がプラスされたものです。 この輪郭加工を使うことにより、面倒な計算や、プログラムの手間がなくなります。大変、好評な機能です。
Q10>ティーチング機能とは、どの様なものか?
弊社の製品においてのティーチングとは、送りハンドル、レバーでの動作や、選択した加工ガイダンスメニューの動作を覚えさせる(教示させる)機能です。 機械は、プレイバックというメニューを使い、ティーチングによって「記録」された動作を「再生」することで作業を行ないます。これをティーチングプレイバックといいます。この機能を用いると、加工ガイダンスメニューに無いような、単純な動作の連続加工や、オペレーターの方がハンドルで任意に動かした複雑な動きを教示させることもできます。ポケット加工や輪郭加工にも対応していますので、加工数量が多数個になる場合などに、ティーチング機能を使うと便利です。

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3軸系に関するよくある質問

Q1>リジットタップ加工はできるか?
リジットタップ加工は、主軸にサーボモーターを使用していることが前提になりますので、3軸系の機械でも、SGシリーズのみ可能です。
そのSGシリーズでのリジットタップ加工の特徴をご説明したいと思います。弊社のフライス盤にはすべてガイダンスハンドルという独立したハンドルを装備しています。ガイダンス加工メニューにタップというメニューがありますので、それを選び主軸回転数を設定し、使用するネジのピッチを入力すれば、NC側で送り速度を計算し、主軸回転とZ軸の同期を自動でとり、リジットタップができます。タップサイクルをスタートさせますと、通常の機械でしたら一気にタップ加工してしまうのですが、弊社のSGはガイダンスハンドルでタップがたてられます。切り屑が詰まった時や、タップに負担が掛かったと判断したときは、ハンドルで逆戻しも可能です。
通常の加工ではタップ加工は最終工程の場合が多いです。そんな時、NC機でも手動でタップがたてられる感覚、きっと重宝いただける機能だと思います。
Q2>主軸の回転数は?また、変速はどの様に行うか?
NCR、V系の主軸回転数は、16段の手動ギヤ変速になります。また主軸モーターは、ACサーボモーターではなく、汎用モーターです。 モーターは標準3.7kwと比較的小型ですが、主軸モーターから1軸>2軸>3軸>主軸とギヤで回転を伝導させていますので、非常に高トルクです。
(※400NCRは主軸モーターは標準で5.5kwです)
主軸回転数は、最高2000rpmが標準です。
※オプションで3000rpm、4000rpmが選択可能です。
SG系は、主軸に7.5kwのサーボモーターを使用しており、シフターで自動変速するギヤ2段変速機構を採用しています。よって、低速から高速まで安定したトルクを発生させることが可能で、比較的小さいモーターで強力に削ることができます。回転数の設定は、プログラム運転中はS指令、Mコードにて設定できますし、手動モード中は操作盤に主軸変速スイッチ、主軸オーバーライドスイッチを設けていますので、必要な回転数に簡単に設定することができます。主軸回転数は、最高3000rpmが標準です。
※オプションで4000rpm、6000rpmが選択可能です。
Q3>切削液をスピンドルスルー式にできないか?
スピンドルスルー式はできません。
専用のブロックを主軸につけて切削油をツーリングのサイドから入れて刃先へと出すサイドスルー式は可能です。これには、専用のブロックとサイドスルー式のツーリングが別途で必要となります。
Q4>NCロータリーテーブルは、搭載可能ですか?
可能です。NCロータリーテーブルにも外部FIN仕様というM信号で動くタイプと、制御モジュールを追加して機械と同期させることができる付加軸仕様があります。テーブルサイズとともに用途にあわせてお選び頂けます。YZシリーズは、機械ストロークよりテーブルサイズを大きくとっておりますので、このような円テーブルを搭載した場合でも機械ストロークを犠牲にすることが、少なく機械本来のストロークに見合ったワークを加工することができます。
※NCロータリーテーブルは弊社では販売しておりませんので、テーブルメーカーにお問い合わせ下さい。
Q5>円筒補間はできるか?
弊社製品に採用しているファナックのシステム20iFBは、円筒補間のオプションはありません。機種限定で402NC、502NCについてはファナックシステム0iMBを採用しております。こちらについては、オプションで円筒補間が可能になります。
Q6>ATC付きは、ありますか?
NCR、VシリーズにはATCはつきません。
SGシリーズには、ATC仕様がございます。
40番テーパ、50番テーパとも24本の収納が可能です。
Q7>ATCの工具交換時間は?(ツール to ツール)
約 4 秒です。
世の常識と逆行する考えかもしれませんが、工具交換時間は、あえてスローな設定になっています。YZシリーズは、一般的なM/C機のようにフルカバーでなく、操作性を重視したオープンタイプを採用している為、安全に確実な工具交換を必要とします。また、単品、小ロット向けの機械ですので、量産機の思想で機械づくりはしていません。
Q8>ガイダンス機能は搭載していますか?
単品加工に有利な、ガイダンス機能を搭載しています。(システム0iは除く)
Q9>ガイダンス機能のデータをNCプログラムデータと共用できますか?
ガイダンス機能のプログラムは、NC画面で見ることはできますが、それを通常のNCプログラムに組み合わせることはできません。

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横形フライス盤に関するよくある質問

Q1>クイル機構はあるか?
主軸クイル機構は、ありません。イメージとしては、中ぐり盤の形をした、サドル移動型の横フライス盤です。主軸頭がコンパクトにでき、工具刃先や、ワークへの接近性が良いのが特徴です。主軸径は、φ100です。
Q2>テーブルはターン(旋回)可能か?
テーブルの旋回はできません。
旋回が必要な場合は、回転テーブルをご使用下さい。搭載実績では、T社の600角のエアーリフト手動旋回タイプのものや、外部FIN M信号(M85)で動くNCタイプ。N社の付加1軸+手動傾斜1軸などがあります。お気軽にお問い合わせ下さい。
Q3>ATC(自動工具交換装置)は、取り付けられるか?
ATC仕様は、YZB88ATCがございます。50番テーパが30本収納可能です。
Q4>切削液をスピンドルスルー式にできないか?
スピンドルスルー式はできません。
専用のブロックを主軸につけて切削油をツーリングのサイドから入れて刃先へと出すサイドスルー式は可能です。 これには、専用のブロックとサイドスルー式のツーリングが別途で必要となります。
Q5>最大積載重量は?
横形は1000kgです。
Q6>リジットタップ加工はできるか?
リジットタップ加工は、主軸にサーボモーターを使用していることが前提になりますので、横形の機械でも、YZB88ATCのみ可能です。主軸が汎用モーターの88NCRは、リジットタップは出来ません。

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門形フライス盤に関するよくある質問

Q1>門幅は?またはストロークは?
門の通過幅は1100mmです。高さは最大で1020mmあります。
テープル寸法には2タイプあり、X2000mm × Y920mmのものと、X3000mm × Y920mmのものをご用意しております。
またストロークは、テーブル寸法が2000×920のものがX2100mm、Y1400mm、Z850mm、3000×920のものがX3200mm、Y1400mm、Z850mmとなっております。
Q2>クイル機構はありますか?
ありません。弊社の門形機は、2機のサーボモーターでクロスレールを上下に昇降させる機構をとっておりますので、背の低いワークから、背の高いワークまで対応でき、ストロークに見合ったボーリング加工ができるメリットがあります。ワークの狭い部分を加工するときにクイルが有利と言われますが、大きなサイズのクイルがワークの部位に入らない場合もありますので、弊社ではその場合長いツーリングで対応をお奨めしています。ATCには、最大で350mmの長さのツーリングが格納できます。
Q3>ATC(自動工具交換装置)は、取り付けられるか?
BT50のツーリングが24本格納できるタイプがございます。 門形YZ−1100シリーズの、YZ−1121ATCと、YZ−1132ATCの2機種です。
Q4>主軸回転数は?
主軸に7.5kwのサーボモーターを使用しており、シフターで自動変速するギヤ2段変速機構を採用しています。よって、低速から高速まで安定したトルクを発生させることが可能で、比較的小さいモーターで強力に削ることができます。回転数の設定は、プログラム運転中はS指令、Mコードにて回転できますし、手動モード中は操作盤に主軸変速スイッチ、主軸オーバーライドスイッチを設けていますので、必要な回転数に簡単に設定することができます。主軸回転数は、最高3000rpmが標準です。
※オプションで4000rpmが可能です。

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よくある質問(その他)

Q1>NCスクールはありますか?
募って開催する様なNCスクールは実施しておりません。
今後、ご要望が多いようでしたら検討させていただきます。
Q2>では、購入後の操作指導は、どの様になりますか?
基本的なスタイルとして、営業担当のスタッフが納入時の据付から、操作指導、アフターサービスまで対応できる体制をとっております。
2軸系の機械であれば、基本的に1日間です。短い時間ですが、それだけ簡単に覚えられる機械です。
3軸系の機械であれば3日間を予定しておりますが、お客様のご要望に応じて臨機応変に対応させていただいております。
商談時から面識のある営業スタッフが、購入後のアフターサービスまで出来る弊社のスタイルは、きめ細かい対応ができると好評をいただいております。
Q3>工場見学は、できますか?
事前にお問い合わせ頂ければ、可能です。ゆっくりと見学して頂き、弊社のモノづくりに共感して頂きたいと考えておりますので、1日で2〜3組のお客様の対応を基本としています。平成19年は84組、447名様の工場見学、立会検査がありました。遠方まできていただくのですから、今後も感動していただける様な、より良いモノづくりに邁進してまいります。
Q4>購入検討段階でのテスト加工は可能ですか?
可能です。
専門スタッフが、お客様のご要望に応じて検討し、弊社製品にてテスト加工致します。切削データ等を確認いただき、購入への決め手となれば幸いです。
Q5>展示機は、ありますか?
東京、名古屋、大阪の3営業所に常設展示しております。
Q6>補償期間は?
機械本体は、1年間。ファナックのNC装置は2年間の補償となっています。
Q7>サービス拠点は?
東北、東京、神奈川、名古屋、大阪、広島、福岡、高知の8拠点です。

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