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たて形フライス盤（ベッド、ひざ型、ラム）
たて形フライス盤（ベッド、ひざ型、ラム）
主軸が垂直方向になっているものを「縦型フライス盤」といいます。一般的にフライス盤は縦型が主流です。縦型のフライス盤には、大きく分けて２種類あります。主軸頭が切込み運動を行い、テーブルが前後左右に動く「ベッド（主軸頭移動型）」と、主軸頭が固定された「ヒザ型（主軸頭固定型）」があります。 ヒザ型には、主軸頭が前後に動く「ラム形」があります。
- ヒザ型
- フライス盤の中でもっとも汎用な機械が「ヒザ型」です。上下に運動するニーに支えられたテーブルが左右に動きます。
- ラム型
- 「ヒザ型」の上下左右の運動に、主軸頭の前後の動きを加えたのが「ラム型」です。主軸を支持する棒状送り台が、前後に動く構造を「ラム」といいます。
- ベッド型
- 主軸頭が上下に動き、テーブルが前後左右に動くものを「ベッド型」といいます。「ヒザ型」より剛性があり、同じ製品を大量につくる場合は「ベッド型」が適しています。
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